水族館での撮影は暗い・ガラス越し・魚が動くという三重苦があります。設定を正しく組むだけで、きれいな水族館写真が撮れるようになります。
水族館撮影の難しさ
- 照明が暗い → 高ISO・明るいレンズが必要
- アクリル越し → 反射・映り込みが写る
- 魚が動く → シャッタースピードを確保する必要がある
基本設定
| 設定 | 推奨値 |
|---|---|
| F値 | F2.0〜F2.8(開放近く) |
| シャッタースピード | 1/100〜1/250秒(魚の速さに合わせて) |
| ISO | 1600〜6400(カメラの限界まで上げてOK) |
| ホワイトバランス | オートまたは蛍光灯 |
| フラッシュ | 必ずOFF(反射して映り込む・魚にもNG) |
アクリル越しの映り込みを防ぐ
最も効果的な方法はレンズをアクリルに密着させる(または極力近づける)ことです。レンズとアクリルの間に空間があると室内の照明が反射します。ゴムフードやレンズプロテクターを使うとキズを防ぎながら密着できます。
PLフィルターも反射を軽減する効果がありますが、水族館の暗い環境では露出が落ちるため注意が必要です。
AFの設定
アクリル越しだとAFが反射に惑わされることがあります。1点AFにして魚に狙いを定め、AF-CでゆっくりしたAF追従をさせましょう。大型の魚はAF-Cで追いやすく、小魚の群れはMFで群れ全体にピントを合わせる方法もあります。
クラゲ・光る生き物
クラゲは暗いバックに発光する幻想的な写真になります。露出補正を-0.5〜-1.0のマイナスにして黒バックを引き締めましょう。
まとめ
- フラッシュは必ずOFF
- F2.0〜F2.8・ISO1600〜6400・SS1/100〜1/250秒が基本
- アクリルにレンズを密着させて映り込みを防ぐ
- クラゲは露出マイナスで黒バックを引き締める
コメットさん
編集部
写真と映像、ガジェットも好きな人。必死に生きることは目分量。