「室内・夜のポートレートで暗くてのっぺりした写真になる」「フラッシュを使うと不自然な影が出る」——これはカメラ内蔵フラッシュの限界です。外部ストロボ(スピードライト)を使えばこの問題が劇的に改善します。
スピードライトとカメラ内蔵フラッシュの違い
| 内蔵フラッシュ | スピードライト | |
|---|---|---|
| 光量 | 弱い(GN12〜18程度) | 強い(GN45〜60以上) |
| 光の向き | 前方固定 | 上・横に回転可能 |
| バウンス発光 | 不可 | 天井・壁にバウンスできる |
| 影の出方 | 正面から強い影 | 柔らかく自然な光 |
バウンス発光の使い方
スピードライトの最も重要なテクニックがバウンス発光です。ストロボの発光部を天井に向けて発光させると、光が天井で拡散してから被写体に当たり、まるで自然光のような柔らかい光になります。
バウンス角度の目安:
– 低い天井(2.5m程度)→ ほぼ真上(75〜90°)
– 高い天井(3m以上)→ 少し前傾(45〜60°)
E-TTL/TTLオート調光
スピードライトのオートモード(E-TTL/TTL)はカメラが露出を計測して光量を自動調整します。最初はこのモードで撮り始め、足りなければ調光補正(+/-)で微調整します。
基本的な設定の流れ
- スピードライトをホットシューに装着
- TTLモードに設定
- ストロボの発光部を天井に向ける(バウンス)
- シャッタースピードを同調速度(1/200〜1/250秒)以下に設定
- 絞り・ISOで環境光とバランスを取る
まとめ
- スピードライトは内蔵フラッシュより光量が大きく方向を変えられる
- バウンス発光で光が拡散し自然な仕上がりになる
- TTLオートで自動調光→調光補正で微調整
- SS同調速度(1/200〜1/250秒)以下で使う
コメットさん
編集部
写真と映像、ガジェットも好きな人。必死に生きることは目分量。