「広角レンズって普通のレンズと何が違うの?」「いつ使うの?」——広角レンズは使いこなすとカメラ表現の幅が大きく広がります。この記事で特徴と使い方を解説します。
広角レンズとは
一般的に35mm以下(フルサイズ換算)の焦点距離のレンズを広角レンズと呼びます。
| 焦点距離 | 画角の広さ | 代表的な用途 |
|---|---|---|
| 35mm | やや広め | スナップ・街撮り・環境ポートレート |
| 24mm | 広い | 風景・建築・旅行 |
| 16〜20mm | 超広角 | 星空・室内・ダイナミックな風景 |
| 8〜14mm(魚眼) | 極端に広い | アート・特殊効果 |
広角レンズの特徴
① 広い視野で空間を切り取れる
室内の狭い空間でも広く撮れます。不動産・インテリア写真に多く使われる理由です。
② パースペクティブ(遠近感)が強くなる
広角で近くにカメラを近づけると、近いものが大きく・遠いものが小さく写り、強い奥行き感が生まれます。
③ 被写界深度が深い(ボケにくい)
同じF値でも焦点距離が短いほどボケは出にくくなります。広角レンズは全体がシャープに写る撮影に向いています。
広角レンズを活かした撮り方
- 前景を大きく入れる:手前の被写体をカメラに近づけることで遠近感を誇張できる
- 引き寄せ撮影(近接広角):被写体に思い切り近づいて撮ると、主役が大きく・背景が広く写る
- 建築・室内:狭い空間でも広く見せられる
- 星空・天の川:広い空を1枚で収められる
よくある失敗
- 端が歪む(樽型歪曲):広角特有の歪み。Lightroomのレンズ補正で修正可能
- 人物に使うと顔が歪む:ポートレートには不向き(意図的な表現でなければ避ける)
まとめ
- 広角レンズ(35mm以下)は広い視野・強い遠近感が特徴
- 風景・星空・建築・室内・スナップで活躍する
- 前景を大きく入れてダイナミックな構図を作れる
- 端の歪みはLightroomのレンズ補正で直せる
コメットさん
編集部
写真と映像、ガジェットも好きな人。必死に生きることは目分量。